ShipDCは、IoS-OP向けサービスとして、セキュアなデータ保管、データアクセスインターフェースを提供しています。
IoS-OP共通ルールに基づいたデータアクセス制御や、情報セキュリティマネジメント(ISO 27001)認証による安全な基盤運営を実施しています。
船上データをメールあるいはAPIを介してShipDCに保管でき、多種多様なデータに対応しています。また保管されたデータは、計測点単位でアクセス制御でき、APIやデータビューアを通じて取得可能です。
さらに、保管されたデータの名称には、ISO 19848のJSMEAコードブックに基づいた標準名称も付加され、船舶毎に異なるデータ名称の整備にも利用できます。

ShipDCは、船上で収集された様々なデータを、陸上の共通データベースに保管し、利用したい時にデータを取り出せるサービスとして以下の機能を提供しています。

  • インターネットメールまたはサーバー間通信によるデータの登録
  • 陸上データセンターでのセキュアなデータ保管
  • データアクセスインタフェースによるデータ提供
  • データアクセスの制御
  • エラーデータの検知と是正
  • 船位情報にマッピングされた海象気象情報の提供

概念図

IoS-OP概念図

特徴

データ共有基盤として、主に以下の特徴を有し、多種多様な産業データの共有基盤としてご利用頂けます。

多種多様なデータへの対応

船上で発生する様々なデータに対し、データ保管、取り出し方法をプログラムレスで対応可能とする仕組みを導入

安心して利用できるIoS基盤の提供

不正データの書き込み防止、強固に暗号化されたデータ鍵の配布、SSL/TLS通信によるデータ取り出し、データ鍵&アプリ鍵のダブル認証などを実装

データオーナーシップ及びデータ品質向上スキームの導入

データ鍵配布方式によるデータ流通の仕組み、データ品質を向上させるための仕組みなどを導入