中国塗料がIoS-OPコンソーシアムに塗料メーカーとして初参加

塗料メーカーの中国塗料株式会社が、IoS-OPコンソーシアム*1に参加しました。2023年1月からのEEXI規制、CII格付け制度の開始などに伴い、船社では船舶の性能向上やGHG排出量削減を目的に、船体の粗度と汚損を管理し船体性能の悪化を抑制する取り組みが着目されています。

塗料メーカーとして初の参加組織となる中国塗料は、船舶からのGHG排出量削減に貢献するため、ソリューションプロバイダーとしてIoS-OPのデータ共有基盤を活用し、CMP-MAP*2サービスによる船体性能向上の取り組みの加速を目指します。

ShipDCは引き続き、IoS-OPを核とした海事産業におけるデータの収集・流通・活用の基盤提供をステークホルダーと共に推進し、データの活用による船舶の安全、環境への貢献、経済合理性を追求してまいります。

 

*1 IoS-OPは、船舶の運航データについて、船社などデータ提供者の利益を損なわずに関係者間で共有し、造船所、メーカーなどへのデータ利用許諾や各種サービスへの提供を可能とするための共通基盤。会員組織であるIoS-OPコンソーシアムには2023年3月末現在67の企業、組織が参加。一般財団法人日本海事協会の完全子会社であるShipDCが、IoS-OPコンソーシアムの運営を行っている。

*2 「CMP-MAP(CMP – モニタリング&解析プログラム)」は、三種のアプローチ「Triple CMP-MAP approach」で船体性能を可視化する中国塗料が提供するサービスです。①三次元船体粗度計による計測結果から摩擦抵抗増加率を推定し、低摩擦塗料や船体フルブラストの効果を可視化できるFIR理論、②ISO19030の定義に基づいて船体性能を可視化する性能解析、③AISやGPS情報を解析して得られた運航プロファイルから各船に適した船底防汚塗料を推奨できる就航解析。これらは、同社の長年の経験に基づいて開発されたユニークな解析技術であり、独自のPDCAサイクル”Hull-PDCA”の実施により、継続的に船体性能を改善します。