「海事DATA/AIアイデアソン」を開催しました

株式会社シップデータセンター(ShipDC)が事務局を務めるIoS-OP(Internet of Ships Open Platform)コンソーシアムでは、2020年9月1日および2日に、東京(主会場)、大阪(副会場)および尾道(中継会場)にて「海事DATA/AIアイデアソン」を開催しました。

IoS-OPは、船舶運航データ利活用のための共有基盤として、世界に先駆けて構築されました。第1期(IoS-OP 1.0︓2015~2019年)として、データオーナーシップを始めとしたデータ共有に関するルール作りと関係者による合意、およびデータ共有にかかるIT基盤の整備を実施しました。現在は第2期(IoS-OP 2.0︓2020~2024年)として、実ビジネスでの船舶運航データの活用促進を実施しています。IoS-OPは、船社・造船所・舶用工業・保険・船級・ICTなど業界を横断し、また競合他社も含めて合意した枠組みであり、他業界と比較して最も進んでいる取り組みであると評価され、業界内外・海外海事関係者からも注目されています。

当日は、将来の海事業界をけん引する若手・中堅参加者が所属企業の業務にとらわれず、他の参加者とともに「DATAやAIを活用して、世界をどうしていきたいのか、そのためには何をすべきなのか」を真剣に議論し、社会課題の解決や新たなビジネスに向けたアイデアの創出とブラッシュアップを、講師およびアドバイザーと一緒に行いました。

「海事DATA/AIアイデアソン」は、以下の企業・団体よりご後援・ご協力をいただき実施いたしました。

<プラチナスポンサー>
一般財団法人日本海事協会

<ゴールドスポンサー>
川崎汽船株式会社
株式会社商船三井
日本郵船株式会社

<シルバースポンサー>
今治造船株式会社
株式会社ジャパンエンジンコーポレーション
ジャパン マリンユナイテッド 株式会社
大洋電機株式会社
株式会社三井E&Sマシナリー

<協力>
一般社団法人日本船主協会
日立造船株式会社

なお、「海事DATA/AIアイデアソン」の様子は、以下の海事プレスおよび日本海事新聞の記事にてご覧いただけます。

IoS-OP組織、業界初の「アイデアソン」データ・AIの活用で業界課題解決、ビジネス創出へ(海事プレス 9月2日)

郵船・石澤氏、「伝票技術の標準化が鍵」。物流IoT、ShipDCイベントで講演(日本海事新聞 9月2日)

海運業界初のアイデアソン、フラットに活発な議論。郵船・石澤氏「明るく試行錯誤を」(日本海事新聞 9月4日)

またこちらからリーフレットをご覧いただけます。

 

※既刊雑誌掲載記事および新聞記事は、オリジナル掲載元の許可を得てPDFファイルを掲載しています。

以上